【総合型選抜(AO入試)】難関大合格者に共通する活動実績・課外活動【4事例】
「どのような活動実績が必要なのだろう?」
「活動実績はどうやって作ればいいの?」
「他の人はどのような活動をしているのだろう?」
総合型選抜(AO入試)は、学生の多様な能力や適性を評価し、そのポテンシャルに基づいて合格者を選出する入試方式です。この入試方式で合格するためには、単に学業成績が優れているだけでは不十分です。学外での活動実績が、大きなアピールポイントとなります。
総合型選抜において、小論文や面接より大きく活動実績の質の方が難関大への合否に大いに関わってきます。難関大学への入学を目指す受験生にとって、他の候補者と差別化を図るユニークな活動実績は、合格へ可能性を大幅に上げることになります。こうした実績は、学生が持つ独自の視点、深い情熱、そして特定分野での卓越した能力や貢献を大学に示すことができるため、非常に重要視されます。
ここでは、総合型選抜の合格者に共通するユニークな活動実績について紹介します。
難関大合格者は他にはない活動実績を持っている。
難関大合格者の多くは、他にはないユニークな活動実績を持っています。これらの活動は、単に目立つだけでなく、受験生の深い興味、情熱、そして何よりも個性を示しています。そうした独自の経験は、総合型選抜などの入試で評価される「個性」や「多様性」を具体的に示すものとなり得ます。では、難関大合格者がどのような活動実績を持っているのか、例を紹介します。
1. 海外ボランティアなど参加のハードルが高いものに挑戦する
多くの総合型選抜受験者は、地域社会でのボランティア活動に積極的に参加しています。これらの活動を通じて、社会貢献の意識や協調性、リーダーシップ能力を示すことができます。しかし、1日や短期のボランティアでは、ユニークな活動実績とは言えません。
海外ボランティアのように、参加のハードルが高く、他の多くの人が容易に挑戦できない活動は、大学入試において特に価値が高いです。これらの活動は、個人の特性や価値観、社会への貢献度を強く示す絶好の機会となります。特に、長期間にわたる継続的な活動は、責任感の強さ、献身的な姿勢、そして困難な状況下での粘り強さを示すことができ、大学側に強い印象を与えることが可能です。
2. 将来の目標につながるインターンシップ・職業体験をする
自身の将来の目標につながる業界や企業でのインターンシップや職業体験も、総合型選抜の難関大合格者に見られる共通の活動です。実際の職場での経験は、専門的な知識や技能だけでなく、職業倫理やコミュニケーション能力など、学校では学びにくいスキルを身につける機会となります。
これらの経験は、将来の目標達成にどのように役立つかを明確に伝えることができるようになります。このような実践的な学びは、自己の成長だけでなく、将来社会に貢献するための確かな基盤を築くことにもつながります。
また、こちらもボランティアと同様に、1日や短期のインターン・職場体験では、ユニークな活動実績とは言えません。長期のインターンシップに参加する。もしくは複数のインターンシップに参加するなど、長期的にその業界や企業での経験を積むことで、自身の将来の目標への情熱や意志を大学側へとアピールすることができます。
3. 学外での競技・コンテストで賞を取る
総合型選抜や大学入試において、学外での競技会やコンテストでの受賞は、学生の特定分野における卓越した才能や熱意をアピールすることができます。難関大合格者の中には、数学、科学、言語、スポーツ、芸術など、さまざまな分野で開催される競技会やコンテストに参加し、高い成果を収めている生徒も多くいます。これらの成績は、特定の分野における深い知識と熱意、そして優れた技能を示す証拠となり得ます。以下に挙げる例は、学外活動において高い成果を収めるための一例です。
学外コンテスト例
・数学オリンピック
・科学オリンピック
・特許庁パテントコンテスト
・全国高校放送コンテスト
4. 留学経験・国際交流をする
これらの経験は、言語能力の向上、異文化理解の深化、そして自立心の養成に役立つだけでなく、将来の大学入試やキャリア形成においても大きなアドバンテージとなります。
国際交流プログラムや留学経験を持つことは、広い視野と柔軟な思考、異文化理解能力を身につけていると認識され、グローバル化が進む現代において、これらの能力は非常に価値が高いと評価されます。
特に総合型選抜などの大学入試では、こうした経験を通じて培ったスキルや視野の広さが高く評価される傾向にあります。
ユニークな活動実績を作るためには、早めの準備が必要
総合型選抜では、これらの活動実績を通じて、学生自身が持つ多面的な能力や個性、ポテンシャルをアピールすることが重要です。自分の興味や強みを生かした活動に挑戦し、その経験を入試で生かしましょう。
そしてこれらの活動実績を作るためには、高校1年生や2年生の段階から、計画的に準備を進めることが求められます。早期から始めることで、より深い学びと成長を経験し、自分だけのユニークな活動実績を作り上げることが可能になります。
参考コラム
総合型選抜の対策はいつからやるべきか?高3生からでは遅い理由 | SG塾
ユニークな活動実績を作るならSG塾
SG塾では、学生一人ひとりの個性や強みを最大限に引き出し、総合型選抜で求められる多面的な能力や潜在能力をアピールするためのユニークな活動実績の構築を支援します。自分の興味や特技を活かした活動を見つけ、それを入試での強みに変えたい方には、SG塾が理想的なサポートを提供します。
SG塾の3つの特徴
①難関大の総合型選抜対策への幅広い対応範囲
一般的な塾では総合型選抜に特化した対策はほとんどしてくれません。ですが、当塾では総合型選抜の必要な志望校対策を合格から逆算してすべて一貫して対応します。
自己分析から始まり、小論文や面接対策など、難関大の総合型選抜を受験する上で必要なあらゆる対策を提供。さらに、学科試験のある大学に向けた教科の対策や、平均評定の向上を目指すための定期テスト対策など、幅広いニーズに対応することができます。
②志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポート
総合型選抜においては、高校生活中やそれ以前にみなさんが行ってきた活動も評価されます。しっかりとした活動実績は推薦入試を有利に進める鍵となります。そして、志望校合格への可能性を高めてくれるでしょう。
中には、個性や特技がない、活動実績が作れないと感じている方もいるかもしれませんが、誰しもがアピールできる特技や個性を必ず持っています。
SG塾では、講師とともにあなたの個性や特技を探し出し、それぞれに合わせた、ボランティア・ビジネス・生徒会活動・研究・資格など、志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポートします。
③ 指導経験豊富なプロがオンラインで1対1指導
当塾は、豊富な実績を持つ講師が、完全マンツーマンで指導します。総合型選抜入試対策のプロだからこそ、志望校に合格できるレベルのスキル(大学教授を納得させられる論理的な小論文記述力など)がつくまで徹底的に対策を繰り返します。また、完全個別の指導なので、あなたのペースに合わせて進めることができるため、小論文を書いた経験がゼロでも安心して受講することができます。