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2024年2月28日

【2024年】総合型選抜で失敗しないための志望理由書を書く3ステップ

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「志望理由書って何を書けばいいんだろう?」
「書くことが思いつかない」
「どのような構成で書けばいいんだろう?」

総合型選抜を受験しようと考えているみなさんは、出願書類作りに悩んでいませんか?

その出願書類には、志望理由書、活動報告書、内申書等があり、大学によっては数十枚にも上る場合もあり、準備に非常に労力が必要になります。

しかし、これらの書類をすべての完成度を高めることが合格へとつながります。

その中でも、志望理由書はあなたの魅力と意欲を大学側に伝える重要なツールとなります。志望理由書の質は、受験する大学の合否判定に大きな影響を及ぼすため、その完成度を高めることが不可欠です。

この記事では、出願書類の中でも最も合否に直結する「志望理由書」の書き方について解説していきます!

志望理由書を書く前に情報収集を怠らない進路探究

自己分析ができたら、次はそれぞれの大学の総合型選抜の詳細や趣旨をしっかり把握しましょう。オープンキャンパスや公式サイト、過去の合格者の情報など、幅広く情報収集を行いましょう。

総合型選抜はマッチング入試のため、自身のやりたいことだけをアピールしても合格を勝ち取ることはできません。自信が大学側の求めている人材であることもアピールすることが重要です。

ただし、独りよがりのアピールにならないためにも、大学のカリキュラムや教授など、他の大学にはない特徴について詳しく調べ、その特徴が自己分析で決めた目標や将来の進路にどのようにつながっていくのかについて、矛盾がないように考えていきます。

その後は、大学の出願条件や要件を考慮しながら、必要な内申点や条件をクリアするためのスケジュールを立てます。

長期的な目標から中期、短期、そして超短期の段階に分け、進行ペースを調整しながら進めていきます。

このように段階的に計画を進めることで、イレギュラーな事態が発生しても迅速に対応し、安心して推薦入試対策を進めることができます。また、定期テストや内申点、必要な資格取得に向けたスケジュールも作成し、対策をしましょう。

大学の役割
選考する大学がどのような特徴やカリキュラムを持っているかを調査し、その大学が自分の目標達成にどのように貢献するかを考えます。

失敗しない志望理由書を作る3ステップ

総合型選抜入試は、学業の成績だけでなく、個人の多面的な魅力を評価します。合格を勝ち取るためには、特技や経験、価値観を活かすことが重要です。

あなた自身の特技や経験、価値観を十分に活かす志望理由書を目指すには、以下の4ステップの通りに作成していくことをオススメします!

ステップ1 自分の熱意を明確にする自己分析
ステップ 情熱や意志を示す活動実績を作る
ステップ 熱意の伝わる志望理由書の作成

ステップ1 自分の熱意を明確にする自己分析 

総合型選抜では、学業の成績だけでなく、多角的な視点から評価されます。そして、「総合型選抜」では、の自分の持っている特技や経験、価値観などを整理し、どのようにそれが大学や社会に貢献できるかをアピールポイントとしてまとめましょう。

まず、過去の人生を振り返り、自身が経験してきた出来事や興味関心、得意なことを深く探求します。楽しい瞬間ややりがいを感じた経験、自分自身が得意と感じることについて考えます。ここから、自分の興味や好きなこと、やりたいことについての洞察を得ることができます。

しっかりと自己分析をすることは、オリジナリティーにあふれた志望理由書を作ることにつながり、他の受験者との差別化を図ることができます。

大学の教員方は今までに何人もの志望理由書を見てきています。そのような人たちにありふれたような志望理由書を提出しても、何人もいる志願者の中に埋もれてしまいます。それでは合格することはできません。

自分だけの志望理由を作成することで、大学教員に目に留まりやすくなり、総合型選抜での合格率を高目ることになります。

そのため、志望理由書づくりでは、「ステップ1の自己分析」に一番時間をかけるべきです!

⚪︎過去の経験を振り返る
これまでの学業や部活動などでの経験を振り返り、どの瞬間が特に楽しさややりがいを感じたかを考えます。
⚪︎興味関心得意なことの発見
自分が得意と自信を持っていること、興味を持っている分野を洗い出します。これが志望理由の基盤となります。
⚪︎目標の設定
自己分析の結果をもとに、将来の目標を設定します。どのようなキャリアを築きたいか、どの分野で活躍したいかを考えましょう。

ステップ2 情熱や意志を示す活動実績を作る

総合型選抜で合格するには、情熱や意志を示す必要があります。

しかし、ただ「将来〇〇をしたい」「〜〜という夢がある」と志望理由書に書くだけでは、情熱や意志を示すには不十分です。

入試までに活動実績を作ることで、総合型選抜で大学に合格のためだけに「将来〇〇をしたい」と言っているわけでなく、本当に自身の情熱あり、「将来〇〇をしたい」「〜〜という夢がある」という意志をより伝えることができます。

また、総合型選抜で教授に自身の活動をアピールするためには、単に活動実績を積むだけでなく、それが自分の目標や大学の求める特性にどのように結びつくかを明確に示すことが重要です。そのためには以下の3つのポイントを意識して活動実績を作りましょう。

⚪︎目標と活動実績の整合性

自分の目標と直結する活動を選ぶことで、大学の選抜委員に対して熱意と一貫性を示すことができます。自己分析で決めた目標や将来の進路に結びつくような活動を選択することが重要です。

⚪︎継続的な活動の重要性

短期間に集中した活動よりも、長期的な取り組みが特に重要視されます。これは、長期間にわたる活動が、生徒の情熱、意欲、そして成長の過程をより深く示すことができます。

⚪︎おすすめの活動

ボランティア活動 / 研究・調査 / 語学(英検) / 生徒会活動 / 部活動

ステップ3 熱意の伝わる志望理由書の作る

ステップ1〜3で考えだしたことや、やってきたことを文章化していきます。どんなに良い情熱や意志を持っていても、活動実績を持っていたとしても、大学側に伝わらなければ意味がありません。

簡潔かつ、分かりやすい志望理由書を書くためには、文章構成が重要です。この文章構成がしっかりとできていないと、読みづらく不快な文章となってしまいます。

今回は読みやすく丁寧な志望理由書を書くための文章構成の例を紹介します。

【志望理由書の例文 解説

①将来の展望(2割):志望校に合格後や大学卒業後の未来について、単刀直入にはっきりと示しましょう。余裕があれば、そのように考えたきっかけも書きましょう。

私は将来、環境科学者として地球の持続可能性に貢献することを目指しています。この目標は、中学生の時に参加した環境保護ボランティア活動がきっかけです。そこで目の当たりにした環境破壊の現実が、私の心を動かし、将来の地球環境をより良くしていきたいと思うようになりました。

②活動実績(3割):①の志望理由のために高校時代に頑張ったことや、経験したことと、そこから気づいた現在の課題について今後どうしていくべきかについて書きましょう。

高校時代は、◇◇環境クラブの一員として、地域の清掃活動や環境保全のボランティア活動に力を入れました。これらの経験から、ただ環境ボランティアの活動をするだけでなく、具体的な環境政策や科学的根拠に基づくアプローチの必要性を強く感じるようになりました。そして、これらの課題に取り組むには、専門的な知識と技術が不可欠だと考えました。

③その大学でなければならない理由(4割):①②で書いたことを実現するために、その大学でなければいけない理由について述べましょう。
<書くことの具体例>
・アドミッションポリシーとの親和性
・教授や教員について
・カリキュラムや設備
・大学での学習計画

私の〇〇大学への志望動機は、環境科学研究で高い評価を受けていること、そして、△△教授の研究室では幅広い環境問題解決プロジェクトを推進していることにあります。そのため、多くの視点を持ち環境問題へと取り組めると考えています。また、〇〇大学のアドミッションポリシーにある「地球環境への貢献」は、私の目指す「地球の持続可能性に貢献すること」という方向性と完全に一致しています。私は大学で提供されるカリキュラムや最先端の研究設備に触れ、実践的な学習を通して、即戦力となる知識と技術を身につけたいと考えています。

④まとめ(1割):文章の締めの一言を書きましょう。余裕があれば、社会的意義も書きましょう。
例:「以上より私は〜〜を実現させるため、〇〇大学を志望します。」

以上より、私は〇〇大学で学び、環境科学者として社会に貢献する夢を実現させたいと強く願っています。〇〇大学での学びを通じて、地球とその未来のために貢献できる一人になりたいです。

自分自身を信じること

多くの高校生から「自分には他の人に勝てるものはない」「私には強みがない」ということを聞きます。しかし、どんな人にも必ず強みがあります。ただ自分で見つけることが難しいだけです。

自身の強みが見つからないときは、学校の先生や塾の先生と一緒に考えてもらいましょう。客観的にみてもらうことで、自身の強みを見つけてもうことができます。

総合型選抜は、多岐にわたる評価軸が存在します。他の受験生と自分を比較するのではなく、自分の強みや魅力を発見し、それを信じて挑戦しましょう。

ユニークな活動実績を作るならSG塾

SG塾では、学生一人ひとりの個性や強みを最大限に引き出し、総合型選抜で求められる多面的な能力や潜在能力をアピールするためのユニークな活動実績の構築を支援します。自分の興味や特技を活かした活動を見つけ、それを入試での強みに変えたい方には、SG塾が理想的なサポートを提供します。

SG塾の3つの特徴

①難関大の総合型選抜対策への幅広い対応範囲

一般的な塾では総合型選抜に特化した対策はほとんどしてくれません。ですが、当塾では総合型選抜の必要な志望校対策を合格から逆算してすべて一貫して対応します。

自己分析から始まり、小論文や面接対策など、難関大の総合型選抜を受験する上で必要なあらゆる対策を提供。さらに、学科試験のある大学に向けた教科の対策や、平均評定の向上を目指すための定期テスト対策など、幅広いニーズに対応することができます。

②志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポート

総合型選抜においては、高校生活中やそれ以前にみなさんが行ってきた活動も評価されます。しっかりとした活動実績は推薦入試を有利に進める鍵となります。そして、志望校合格への可能性を高めてくれるでしょう。

中には、個性や特技がない、活動実績が作れないと感じている方もいるかもしれませんが、誰しもがアピールできる特技や個性を必ず持っています。

SG塾では、講師とともにあなたの個性や特技を探し出し、それぞれに合わせた、ボランティア・ビジネス・生徒会活動・研究・資格など、志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポートします。

③ 指導経験豊富なプロがオンラインで1対1指導

当塾は、豊富な実績を持つ講師が、完全マンツーマンで指導します。総合型選抜入試対策のプロだからこそ、志望校に合格できるレベルのスキル(大学教授を納得させられる論理的な小論文記述力など)がつくまで徹底的に対策を繰り返します。また、完全個別の指導なので、あなたのペースに合わせて進めることができるため、小論文を書いた経験がゼロでも安心して受講することができます。

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