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2024年5月14日

総合型選抜の志望理由書で差をつける!準備のポイントと注意点、見本例文3選

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「志望理由書って何を書けばいいの?」

「何を準備すればいいの?」

「構成はどうすればいいの?」

推薦入試で必要な志望理由書を書こうと思っても、何を書くか、どのような構成で書けばいいのかが分からない人は多いと思います。今回はそのような人たち向けに、総合型選抜の志望理由書で差をつける準備のポイントと注意点について紹介していきます。

総合型選抜の志望理由書とは?

総合型選抜の志望理由書は、大学に対して自分の志望動機や熱意、将来の目標を伝えるための重要な書類です。これを通じて、自分がなぜその大学や学部を志望するのか、大学で何を学びたいのか、将来のビジョンを具体的にアピールします。志望理由書は、合否に大きく影響するため、効果的な書き方とポイントを押さえて作成することが重要です。

◯書く前の準備

志望理由書はいきなり書き始める前に準備しておくべきことがいくつかあります。この準備を充実させることが、魅力的な志望理由書に仕上げることにつながります。

1. 自己分析を徹底する

まず、自分自身をよく理解することが大切です。自分の強みや弱み、興味・関心、過去の経験などを洗い出し、それが志望大学や学部とどのように結びつくかを考えましょう。特に、過去の自身が苦手だったこと・ネガティブだったことが、得意やポジティブに変わった経験などがあれば、その時の自身の心情の変化や何がきっかけで変わることが出来たのかについて自信を分析しましょう。

2. 大学・学部のアドミッションポリシーを理解する

志望する大学や学部のアドミッションポリシーをしっかりと確認し、そのポリシーに自分がどのようにマッチしているかを明確に伝えましょう。アドミッションポリシーは複数あるため、それぞれの記載している内容を理解し、自信の言葉でどのような人物を求めているのかを書き出しましょう。その大学が求めている人物像が理解できれば、その人物像に合わせて志望理由書を作成することが出来ます。

3. 具体的なエピソードを交える

抽象的な表現よりも、具体的なエピソードを交えることで、説得力のある志望理由書を作成できます。自分が経験した出来事や取り組んだプロジェクトに関して、「なぜそれをしようと考えたのか」・「どのような目標があったのか」「やっていて苦戦したこと」「解決に至るまでのプロセス」、そして、「そこで得た学び」を具体的に述べましょう。

4. 将来の目標を明確にする

大学で何を学び、将来どのように社会に貢献したいのか、具体的なビジョンを示しましょう。その目標が大学の提供する教育や環境とどのようにリンクしているかを見つけ出しましょう。総合型選抜入試は受験者の将来の目標などを実現したいという情熱や意志を図る試験です。本心は「大学に入学してから将来を決めたい」と考えているかもしれませんが、それでは、明確なビジョンを持った他の受験生に勝つことはできません。現時点でいいのでいいなと思った将来の目標に対して、本気で取り組むつもりで考えてください。

◯志望理由書作成で注意すること

1. 必ず自分自身で内容を考えること

誰かに内容を全て考えてもらうと楽かもしれません。しかし、その後の面接で深掘りされた際に、文章の熱量との違いや一貫性がないことなどに気づかれてしまいます。自分の言葉で内容を作り上げることで、自信を持って面接に臨むことができます。

2. 美しい文章はいらない

簡潔かつ分かりやすく書くことが重要です。小説のような美しい表現は必要ありません。そのような表現は志望理由書の内容を分かりにくいものにしてしまう可能性があります。

3. 論理的な構成を心がける

志望理由書は、論理的に構成することが重要です。導入部で志望理由・将来の目標を完結に述べ、本論で具体的なエピソードや学びを展開し、結論部でその大学でなければならない理由を述べるといった構成が一般的です。

4. 誤字脱字のチェック

最後に、誤字脱字がないかを確認しましょう。誤字脱字があるとそちらに意識が入ってしまい、あなたの考えや思いが十分に伝わらなくなっていまします。志望理由書の内容を十分に伝えるためにも、細部にまで注意を払いましょう。

5. 多くの人に読んでもらう

志望理由書が一旦完成したら、多くの人に読んでもらいアドバイスをもらいましょう。そのアドバイスをもとに出願までブラッシュアップを繰り返していきましょう。また、多くのアドバイスをもらう中で、真逆の意見が出てきて混乱してしまうことがあるかもしれませんが、それらの意見は取捨選択し、自身が納得できるものを取り入れていきましょう。

見本例文3選

例文1: 経済学部志望

[要約]

私は将来、地域の食材を使った新しい商品を企画開発し、宣伝・広告を通して地域の魅力を発信したいと考えています。高校在学中に『〇〇キャンペーン』などのコンテストに挑戦しましたが、結果が伴わず悔しい思いをしました。この経験から、専門的な知識の必要性と実践的な学びの機会を求め、貴学を志望しました。

私には3つの強みがあります。1つ目は、これまで多くの課外活動に自ら進んで挑戦してきたことです。そのため、貴学の先進的な教育理念とアドミッションポリシー(AP)に強く合致していると考えています。2つ目は、責任感や倫理観をしっかりと持っていることです。規律専門委員会の委員長を務めるなど、他の模範となる行動を心がけてきました。これも貴学経営学部のAPに合致していると考えます。3つ目は、論理的思考力と創造性です。昔から物語や絵、工作といった創作活動に興味があり、新しいものを作り出す過程でこれらの力を身につけました。最後に、幅広い教養と専門知識を身に付け、現代社会で活躍する意欲があります。自分のお小遣いで「2030年の未来マーケティング」や「色彩心理図鑑」といった本を購入し、読書に時間を割いてきました。貴学で専門的な知識を身につけ、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。

貴学のカリキュラムは、広告論、消費者行動論、マーケティング論など、自分の学びたい内容と強くマッチしています。さらに、『学生の地域貢献』などの実践的な授業も充実しており、これに魅力を感じています。ゼミでは、企業や地域との連携を重視する〇〇教授の指導の下、実践経験を積みたいです。また、英語アドバンスドプログラムを始めとする多様な制度にも惹かれています。CSCを活用して簿記、MOS、ITパスポートなどの資格を取得し、就職に向けたバックアップ体制も心強いです。

以上の理由から、自分自身を大きく成長させ、夢の実現に向けて最適な環境である貴学を志望しました。

例文2: 工学部志望

[要約]

私は将来、ロボット工学の分野で革新的な技術を開発し、社会に貢献したいと考えています。貴学の工学部は、ロボット工学に関する高度な研究施設や実践的なカリキュラムが充実しており、専門知識と実践経験を深めるための最適な環境が整っていると感じています。特に、貴学のロボティクスプログラムでは、自律型ロボットや人工知能の先端研究が行われており、これらの分野での知識とスキルを習得することができます。

私がロボット工学に興味を持ったのは、中学生の時に参加したロボットコンテストがきっかけです。その時、自分で設計しプログラムを組んでロボットを動かす楽しさに魅了されました。また、テレビで見た手術支援ロボットや災害救助ロボットが人々の生活を支える姿に感動し、ロボット工学の可能性に強く引かれました。この経験から、ロボット工学を学び、社会に貢献したいという目標を持つようになりました。

高校では、物理や数学の学習に力を入れ、ロボット工学の基礎となる知識を積み上げてきました。また、ロボット制作クラブに参加し、仲間とともにロボットの設計、製作、プログラミングに取り組みました。特に、センサーを用いた自律走行ロボットのプロジェクトでは、プログラムの最適化や機械の微調整を行うことで、多くの技術的課題を解決しました。さらに、オンラインコースを受講し、PythonやC++のプログラミングスキルを独学で習得しました。

貴学の工学部を志望する理由は、貴学が国内外でロボット工学の研究において高い評価を受けているからです。特に、○○教授の研究室では、自律型ロボットの開発や人工知能の応用に関する先端的な研究が行われており、これに強く惹かれました。また、貴学のロボティクスプログラムは、産学連携プロジェクトが豊富であり、企業との共同研究やインターンシップを通じて実践的な経験を積む機会が多い点も大きな魅力です。これにより、学んだ理論を実際のプロジェクトで応用し、社会に役立つ技術を生み出すスキルを養うことができます。

以上の理由から、私は貴学の工学部で学び、ロボット工学の分野で革新的な技術を開発するための専門知識と実践的な経験を積みたいと考えています。貴学の充実した研究環境と教育プログラムは、私の目標を達成するために最適な場所であると確信しています。どうぞよろしくお願いいたします。

例文3: 情報系学部志望

[要約]

私は将来、人工知能の技術を十分に活用できる人材となり、ソサエティ5.0の実現に貢献したいと考えています。そのために最適な環境であると判断し、貴学を志望しました。特に画像認識に興味があり、将来的には人工知能を用いた表情認識技術を応用して、予防的なメンタルヘルスケアが可能になる社会を目指しています。病院に行かなくても心身の状態を理解できる、健康的で豊かな未来社会を描いています。

高校では、C言語、JavaScriptの基礎学習やHTML、CSSの学習を進め、ITパスポートの取得やウェブサイトコンテストへの参加など、自分なりに努力を重ねてきました。しかし、特に人工知能に関する知識と実践経験が不足していると感じています。その課題を克服できる環境が貴学にはあると考えました。21世紀ビジョン構想においても、情報通信産業の高度化・多様化が経済発展の大きな原動力として期待されていることを知り、AIの可能性と必要性に強く惹かれました。沖縄のこれからの情報通信産業をリードしていく存在が貴学であると確信しています。

貴学を志望する最大の理由は、基礎から応用まで高いレベルで知能情報分野を学べるカリキュラムです。優秀なエンジニアとして活躍するために必要と考えている知能情報工学をはじめ、工業数学、外国語、教養といった知識はもちろん、課題解決能力やコミュニケーション能力も効果的に身につけることができるカリキュラムに魅力を感じました。わからないことがあった時に安心して質問できる環境も魅力的です。在学中に基本情報技術者や応用情報技術者の資格を取得したいと考えています。

また、〇〇教授のゼミで学ぶことを強く希望しています。実際にゼミに参加させていただき、画像認識を重点的に研究したいという思いを強めました。「画像認識技術の気象予測への応用」をテーマとするゼミに参加し、沖縄の地域課題解決にも貢献できることを実感し、大きなやりがいを感じました。さらに、3年次からはグローバルエンジニアプログラムを利用したいと考えています。アメリカをはじめとする先進研究が進んでいる国々との関わりが必ず生まれると考えているため、特に1、2年次には英語力の向上も一つのテーマとして意欲的に学びたいと思っています。

以上の理由から、夢の実現に向けて最も近く、自分の可能性を最大限に高めることができる環境は貴学をおいて他にないと確信しているため、貴学工学部工学科知能情報コースを志望します。

志望校合格を目指せる魅力的な志望理由書を作るならSG塾

SG塾では、学生一人ひとりの個性や強みを最大限に引き出し、総合型選抜で求められる多面的な能力や潜在能力をアピールするためのユニークな活動実績の構築を支援します。自分の興味や特技を活かした活動を見つけ、それを入試での強みに変えたい方には、SG塾が理想的なサポートを提供します。

SG塾の3つの特徴

①難関大の総合型選抜対策への幅広い対応範囲

一般的な塾では総合型選抜に特化した対策はほとんどしてくれません。ですが、当塾では総合型選抜の必要な志望校対策を合格から逆算してすべて一貫して対応します。

自己分析から始まり、小論文や面接対策など、難関大の総合型選抜を受験する上で必要なあらゆる対策を提供。さらに、学科試験のある大学に向けた教科の対策や、平均評定の向上を目指すための定期テスト対策など、幅広いニーズに対応することができます。

②志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポート

総合型選抜においては、高校生活中やそれ以前にみなさんが行ってきた活動も評価されます。しっかりとした活動実績は推薦入試を有利に進める鍵となります。そして、志望校合格への可能性を高めてくれるでしょう。

中には、個性や特技がない、活動実績が作れないと感じている方もいるかもしれませんが、誰しもがアピールできる特技や個性を必ず持っています。

SG塾では、講師とともにあなたの個性や特技を探し出し、それぞれに合わせた、ボランティア・ビジネス・生徒会活動・研究・資格など、志望校合格に有利な活動実績づくりをゼロからサポートします。

③ 指導経験豊富なプロがオンラインで1対1指導

当塾は、豊富な実績を持つ講師が、完全マンツーマンで指導します。総合型選抜入試対策のプロだからこそ、志望校に合格できるレベルのスキル(大学教授を納得させられる論理的な小論文記述力など)がつくまで徹底的に対策を繰り返します。また、完全個別の指導なので、あなたのペースに合わせて進めることができるため、小論文を書いた経験がゼロでも安心して受講することができます。

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